北東・半縦走コース 〝パネェ!"ハイカーたち
火山・山頂での休憩中にも、ハイカーが入れ替わります。まず、先着者のひとりがダブルストックで南方面へ出発しました。そして、上りで追い越した女性二人組みが到着。その次に、少し息を切らして年配のハイカーが到着しました。
先着者の中に、異様に大きなリュックサックを置いている人がいます。話しているのを聞くと、24㎏とか。本格的な登山トレーニングをしているようです。〝パネェ!"(⇒半端ネェ⇒中途半端でない)重さです。それにしても、あの斜面を、重い荷物を担いで歩くと思うと、考えただけで腰が痛くなりそう・・・。
昼食の後、しばらく山頂で新しく芽吹いた木の葉の写真をとった後、出発。すると間もなく、ずいぶん前に出発したダブルストックのハイカーに追いつきました。「膝が悪くて、速く歩けないから、お先に」とのこと。それでも火山に上るとは、考えてみれば、この人も〝パネェ!"ハイキングマニアです。
その後、権現峠で、火山山頂に後から到着したハイカーが追いついてきました。はじめは先行していましたが、どうも落ち着かないので、写真を撮影している間に、追い越してもらいました。しばらくは、後から着かず離れず歩いていたのですが、岩場のピークで足場に気を取られて目を放した隙に、いつの間にか目前から消えてしまいました。
急勾配を過ぎて、見通しの良いところにきても、まったく姿が見えないので、どこか岩陰で休んでいる間に追い越したか、あるいはどこかの下山ルートに入ったものと思っていました。ところが、丸山・山頂にたどり着いてみると、そのハイカーが反射板の前で休んでいるではないですか。
思わず、「途中、走ったのではないですか」と声をかけてしまいました。聞くところによると、毎週3回くらい近所の山に上っているとのこと。どうりで〝パネェ!"健脚のはず。武田山から同じルートを歩いてきたようです。その人はここから折り返し、こちらは大茶臼山へと向かいます。
そのとき閃いたのですが、「半縦走折り返しコース」あるいは「ラウンドコース」というのも良いかもしれません。起点と終点を同じにすれば、面白みは少なくなるかもしれませんが、交通費も必要ないですし、脚力トレーニングには最適です。
そんなことを考えながら、畑峠をクロス、大茶臼宇山・山頂、展望岩を歩いて、下山です。今回も、交通量の多い己斐峠へのルートを避けて、教順寺へ。何となく懐かしく感じるこのルートも、そのほとんどが石畳の急斜面です。転げ落ちそうになるのを、踏ん張りながら下りて、帰途につきました。
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