武田山・火山縦走 地下足袋でも苦戦
今回、これまでのハイキングで足裏と親指以外の四指の指先が痛くなったことへの対策として、いろいろ考えていたところ、ずっと前ですが、山登りに「地下足袋」を使う話を聞いたことがあったことを思い出しました。
そこで、ネットで検索してみると、本来、地下足袋は沢登り用に使われていたらしく、山歩き用として使うことには、賛否両論あるようです。しかし、地下足袋を履くのははじめてなので、試してみないとわからない。あれこれ考えてみるより、まず実践してみることにしました。
地下足袋は短めの3本爪の留め金が付いたものに。合わせて母指と四指の二股に分かれたソックスもそろえました。ソックスは少し長いので、折って使います。これまでの靴のサイズでは、少し大きめなので、0.5cm小さいものにしましたが、そのために履き続けたときに、親指と示指の股の部分が痛くならないか、少し心配になりました。
しかし、実際に歩いてみると、そのことは杞憂。指が解放されているため、山道では上りも下りも、極めて快調です。指先の痛みからは完全に解放されました。靴底が薄いため、よく言われているように、山道の状態を足裏で感じることもできます。
ところが、そのことは、足裏に直接刺激が伝わってくることと裏腹でした。今回想定外で歩くことになったの「祇園ニュータウン」からJR下祇園駅までの硬い舗装道。ニュータウンから立専寺の手前までは、はじめて歩いたので、距離感がつかめていませんでした。
そのため、少し痛みを感じながらも、ついつい無理をすることに。実は、非常事態に対応するために、いつもの靴をリュックサックに入れてきていたのですが、「まだそこまでの対応は必要ない」、「まだ早い」と思いながら、徐々に悪化させてしまいました。
そういえば、出発して太田川河川敷を自転車で走っているときも、地下足袋は表面の生地も布一枚で薄いためでしょうか、我慢できる程度ではあったのですが、足指がかじかむような寒さを覚えたことを思い出しました。これが夏だったら気持ち良かったかもしれません。
足裏の痛みは、一晩休んだら、かなり回復はしていましたから、大したことはないのですが、今後もっと長い距離を歩くことを考えると、舗装道は普通の靴で、山道を歩くときだけ地下足袋を使うとか、あるいは靴下を二重にするとか、新たな対策を講じていく必要があるようです。(了)
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