武田山・火山縦走 計画通りに歩けなかった下山コース
カガラ山を下って、武田山へ向かいます。目薬峠の「吹き通し」登山口へ。往路は順調に進み、山頂で昼食。その後少し時間を取って、恒例の岩登りをする相棒に付き合います。陽が当たっている間は暖かいけど、雲に隠れると休憩中は寒い。それでもさすがに「銀山城」。その間に、何組かのハイカーが行き来しました。
山頂を後に、弓場跡から火山方面へ向かいます。「前回はこれを上ったのか」とため息が出そうなくらいの急な坂を下ります。水越峠を過ぎて、火山までには、ピークとコルがあり、下りたり上ったりを繰り返します。途中で、火山からの男性縦走者と休憩している女性3人組みのハイカーに出会い、挨拶。
ようやくたどり着いた火山山頂には、麓西側の平和台団地からきたという年配の男性ハイカーが休んでいたので、少し話をしました。太くて丸い杖2本が印象的。火山にはよく上っているとのこと。カガラ山から歩いて来たといっても、ピンとこないようでした。その人を見送った後、少しだけ休んで、帰途につきます。
下山コースは、当初火山の南西側へ少し下りて、ひょうたん岩ルートをたどって、堀切コース、そして立専寺へ向かう、JR下祇園駅に少しでも近い場所に下りることを考えていました。しかしそういえば確か、前にもこのひょうたん岩ルートへの入り口が見つからなかった覚えがあります。
そう思って、火山山頂からの下り道では、左側への道に気をつけながら、念入りに目を光らせて歩きました。ところが、いくら探してもそれらしきものはありません。少し疎らになった藪には、何箇所か踏み込んでみたのですが、やっぱり見つけられませんでした。
そういえば堀切からひょうたん岩を通るのぼりコース歩いたとき、シダの生い茂った藪こぎのような道でした。出口も低木の生い茂る藪だったような覚えがあります。登山道には、ひょうたん岩ルートへの出入り口については、何の標識もありませんから、素人にはのぼりコースから出るときにしか分からないのかもしれません。
そんなことで、結局、ひょうたん岩コースは断念。三田垰をやり過ごして、もうひとつしんどいピークを越え、権現峠まで歩いて、モリアオガエルの池コースへ下りることにしました。そういうことも「あり得な~ぃ。あり得るぅ~」と想定内のことではありましたが、当初の計画からすると、かなり遅れることに。
祇園ニュータウンの西端の砂防ダムに出ますが、山の麓。街の最上部になりますから、街を通り抜けるだけでも結構な時間。さらにニュータウンから先は、硬い舗装道です。はじめて歩いたのですが、JR下祇園駅までは、とても長い々々道のり。結局、これまでのハイキングの中で、帰宅時間が一番遅くなってしまいました。
それにしても、ひょうたん岩ルートの出口、こんどいつか、堀切コースを下から上がる日程を作って、三田垰からの登山口に出る部分にテーピングしておこうかと思っています。但し、低木しかない場合は、次に来るときまで持つかどうか分かりませんが・・・。(了)
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