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2009年12月30日 (水)

大茶臼山・柚木城山縦走 サルトリイバラの実を食べてみる

 幸いなことに天気は晴れ。チャンスを逃さず、ショート縦走とはいってもかなりの距離になるこのコースにトライします。予想最高気温が9度だったので、寒さが少し心配でしたが、陽が当たっているところに出ると暖かい。のぼり道では暑いくらいで、雨模様の先日とは大違いです。

 今回のコースは、起点と終点が遠いので、自転車はJR西広島駅の駐輪場へ置いて、延々と歩きます。八幡川沿いに、己斐ケ病院を経て畑峠へ。前回、己斐峠から入った大茶臼山を反対側からの登山口から登ります。

 大茶臼山山頂を経て展望岩で、ポカポカ気持ちよく昼食を摂った後、下り道の途中で小さな赤い実が成っているのを見つけました。皮の中はスカスカ、試しに中身を口に含んでみると、ほんのり甘みがありますが、果肉は種の周りにある一層だけ。

 その時、たまたま通りかかったハイカーから、「それはサルトリイバラの実、食べても美味しゅうないじゃろ」と声が。さらに「この前食べたウサギイチゴが美味かった」とのことですが、冬場に実っているそのイチゴがどこにあるのか、残念ながら聞き漏らしてしまいました。

 そうこうしながら、己斐峠へ下りて、柚木城山へ登ります。比較的傾斜が緩くて、歩きやすい山ですが、道のりは長い。この前は、山頂表示が壊れていて寂しい思いをしましたが、今回はちゃんと修理されていました。山頂は見晴らしも良いのですが、風も穏やかで暖かい。相棒などは昼寝をしかけます。

 身体を冷やすといけないので、何とか止めさせて、さらに海に近い315ピークへ。そこから草津沼田道路料金所近くの登山口へ向う下り道は、落ち葉だらけで足元が滑りやすい、気を張り詰めて歩きます。足も疲れて口数も少なくなりますが、もう一分張り。広電古江駅まで出て、そこからは予定通り電車に乗って西広島駅へ。コースのサイクルを閉じました。(了)

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