火山・丸山縦走 見つからない登山口
1ヵ月ぶり、2度目のショート縦走ハイキングです。今回は、火山から丸山にかけてのコース。少し曇りがちですが暖かい、晩秋らしく、山はところどころ赤く色づいています。自宅から己斐ケ丘病院までの約7kmの道のりを自転車で走行、そこからさらに、山本新町の団地まで3km余りを歩きます。
団地に入って、登山口を探しました。これまで、火山へは、上りで水越垰コース、掘切りコース、下りで権現垰コースを通ったことがあたので、今回は、これまで挑戦したことのない、ひょうたん岩へのルートを経て山頂の東側に出るコースを歩いてみようと思っていました。ところが、新しい砂防ダムができていて、通行止のフェンス。登山口もはっきり分かりません。三田垰に出るコースも同じような状況でした。
東向こう側の谷道にある堀切りコースに向かうのには、これから先の道のりを考えるとエネルギーが少し足りません。そこで権現垰コースから火山山頂の西側に上ることにしました。登山口から山頂まで1.6km余という表示。しかも、地図を見ると、峠から一度399mのピークに上がって、また下りてさらに急斜面を488mの火山山頂へ向かうことになります。実際に歩いてみると、同じコースでも下りで通ったときとは違って、上りは結構長くてきつい。
山頂で昼食休憩をした後、丸山を眺めるとずいぶん遠くにあります。そのため、ひょうたん岩ルートを通って、コースに変化を加えようなどという色気を出すのは止めて、権現峠までそのまま引き返すことにしました。権現垰から、さらにひとつピークを過ごして、次に鉄塔のある426mのピークを過ぎると、間もなく丸山山頂です。少し手前に急斜面がありますが、比較的緩やかな尾根道でした。
ラストは畑垰の舗装道路へ出て、己斐ケ丘病院へと向かって下りて行きます。最近購入したトレイルシューズとかいう安靴、どうも靴底が硬いと思っていましたが、やはり、終盤には足裏と示指・小指側に痛みが・・・。それを我慢しながら、何とか自転車までたどり着くことができました。そこから先は、エンドルフィンがまわっているような気分。よくこんなに遠くまで来ていたものと、少しばかり感動しながら、己斐上の下り坂を、風を爽やかに切って走り抜けました。(了)
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