火山ウォーキング 下山路でちょっとした冒険
「広島南アルプス」の最高峰火山(488m)を踏破しました。当日は、梅雨の合間の曇りがちの空模様、平地では過ごしやすい一日のようでしたが、山では少し歩いただけで、Tシャツが汗でびっしょりに。ウィンドブレーカーをリュックに備えていた4月頃とくらべると、ずいぶん違うものです。
今回は丸山ウォーキングの経験を生かして、極力登山口近くまで自転車で走ることにしました。下山口からの移動のことも考えて、あまり上には行かずに、駐輪できるスペースがあるところまで行きました。それでも、立専寺から上の方になると、結構勾配がきつく、自転車を押して歩くことに。
武田山登山口を右にとおり過ごし、すぐ左側にあった渓流で、頭を冷やして、いよいよウォーキングの開始です。掘切りコースを歩く予定が、どうも水越峠コースに向かったらしく、思い描いてたより距離がありました。おかげでひょうたん岩には、たどり着くことができませんでしたが、途中に「水越○○」という湧き水が出るところがあって、気持ちよく顔を洗うことができました。
いくつかのアップダウンをしてたどり着いた火山山頂は、岩場があって見晴らし良好です。曇り空でしたから、スッキリとは行きませんでしたが、安佐南から東区が見渡せます。武田山や丸山、大茶臼山も眺めることができましたが、あれを縦走するとなると、少し覚悟が必要なようです。
帰りは、権現垰へ向かいました。一路ダウンばかりではなくて、疲れた気分に追い討ちをかけるようにアップがあります。地図にはその手前に、三田垰の下山道が示されていましたが、現地ではよく分かりませんでした。とにもかくにも、権現垰から、春日野団地にたどり着きました。
ところが、その春日野団地から自転車を置いたところまでの、道筋が地図ではよく分かりません。まぁ、地続きですから、歩いていればたどり着くことは間違いないと太っ腹で、それでもできるだけ速くつけるように考えながら、直感を頼りに歩きました。
団地の北端まで、大回りしてみましたが、下り道がありません。少し戻ってみると、一般の歩行路になってない、ため池までの長い階段がありました。一般道まで出れるのかどうか分かりませんでしたが、いちかばちか挑戦してみることに。ダメでももう上りたくないと思いながら階段を下りて、草が生い茂った池のフェンス脇を潜り抜けて行くと、何とか道路にでることができました。
さらに、感と記憶を頼りに、もうひとつ北側の谷への近道を見つけて、なんとか自転車を置いた場所にたどり着くことができました。子どもと一緒でしたので、今回のウォーキングは、思いがけず、いつも以上に非日常的な、ちょっとした「冒険」になりました。(了)
« そのうち歩いてみたい近くにある山 | トップページ | 久しぶりのハイキング 丸山~大茶臼山間縦走路を確認 »
「太田川西流域」カテゴリの記事
- 三滝山 大原山経由B~Cルート ③(2024.03.20)
- 三滝山 大原山経由B~Cルート ②(2024.03.19)
- 三滝山 大原山経由B~Cルート ①(2024.03.18)
- 石山~小堀山 西側未踏ルート ④(2023.08.03)
- 石山~小堀山 西側未踏ルート ③(2023.08.02)
コメント